
ゴリラクリニックで脱毛をしていて、分からない医療用語が出てきたので、今後のためにまとめておこうと思います。
今回は、ヘルツ・ジュール、ポップアップが脱毛にどう関係するのか、紹介していきます。
ヘルツ・ジュールとは?


メディオスター(蓄熱式)・ヤグレーザー(熱破壊式)の医療脱毛の機械は、ヘルツ(速度)とジュール(熱)を調節して、毛の量・太さに合ったレーザーを照射し、脱毛効果を高めているようです。
速度を高くすると熱のマックスが下がり、熱を高くすると速度のマックスは下がるようにできているようです。どちらも最高レベルだとレーザーを打った瞬間に火傷になるとのことでした。

ゴリラクリニック【脱毛で最初から強いレーザー】を当てるとどうなるか?医療脱毛のイロハ
永久脱毛するにはレーザーは一度で終了ではなく、間隔をあけて徐々にレーザーの強さを上げ、何回も通う必要があります。では、最初から強い出力のレーザーを当てれば、1回で永久脱毛ができ、時短になるのか?ゴリラクリニックのスタッフに聞いたので紹介していきます。
次に紹介するポップアップにもヘルツ・ジュールが関わってきます。
ポップアップとは?

ポップアップとは、毛にレーザーが当たり、熱がバルジ領域、毛母細胞、毛乳頭に届く前に毛が焼き切れてしまうこと。
メディオスターは徐々に熱が伝わる(蓄熱式)ため、ポップアップしてしまってもバルジ領域に熱が多少届いて効果があると考えられているようです。
ヤグレーザーは急激に温度が上昇する(熱破壊式)ため、ポップアップしてしまうとバルジ領域、その下の毛母細胞、毛乳頭に熱が届かず脱毛効果が得られにくいとのことでした。
- 蓄熱式レーザー脱毛機:低出力のレーザーを繰り返し照射することで皮膚表面に近い「バルジ領域」にじわじわと熱を与えて破壊するもの。
- 熱破壊式レーザー脱毛機:高出力のレーザーで「バルジ領域」さらに皮膚の奥深くにある発毛組織、「毛母細胞」と「毛乳頭」に熱を与えて破壊する仕組み。
- バルジ領域:毛の生成に必要な細胞である幹細胞が存在し、毛母細胞や毛乳頭に発毛の指令を送ることで、毛を生み出す助けをしています。
- 毛母細胞:新しく毛を作り出す役割をしている細胞。細胞分裂を繰り返すことで、毛が生成されます。
- 毛乳頭:毛の生成や成長に必要な、指令や栄養を毛母細胞に送り、毛の周期を正常に保つ役割をしている細胞。
機械のヘルツ・ジュールを前回と同じレベルにしていてもポップアップが起こる場合があるみたいで、その日の毛・肌・体調のコンディションにも影響してしまうとのことでした。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
ヒゲ脱毛後に起こるポップアップ現象とは?原理やいつから起こるかを解説 - ゴリラの医療脱毛コラム
ヒゲ脱毛の後に起こるポップアップ現象の原理は?毛が抜けていくのがいつからかや、ポップアップ現象が起きた毛を抜いていいのかも解説します。
今回のまとめ
- 機械のヘルツ(速度)とジュール(熱)を調節して、毛の太さに合ったレーザーを照射し、脱毛効果を高めている!
- ポップアップは熱で毛が焼き切れてしまい脱毛効果が低い or なしになってしまうこと。
- ポップアップが起こる原因は、ヘルツ(速度)とジュール(熱)の調節だけではなく、その日の毛・肌・体調のコンディションにも影響する!
ポップアップしたら看護師さんはすぐに分かるようで、その場合は機械のヘルツ(速度)とジュール(熱)を調節してレベルを落としているとのことでした。
以上、【ゴリラクリニック】ヘルツ・ジュール、ポップアップとは?脱毛の医療用語を解説、という記事でした。

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