幼稚園に入る前から子供たちをリズム、ピアノ教室に通わせていましたが、
私は学校での授業以外で楽器を弾いたことがないため、あまり意欲的ではなく、
周りが教室に行ってて、ママが通わせたいならぐらいにしか思ってませんでした。
本書を読むことで、ピアノを習わせることが頭に良く、妻に感謝したので、
読書して思ったことを感想とともに、紹介します。
ピアノを学ばないリスク
わかりやすい例をあげれば、音の高さや同時に鳴るいくつもの音を聴き分けられる(絶対音感や相対音感、聴音力)、手指が素早く動かせる(巧緻性と言います)、楽譜にある10以上の音を見た瞬間に同時に鳴らせるなどの能力は、一定年齢を超えてしまうと身に付けるのは難しくなります。
「臨界期」というものが存在するみたいで、
絶対音感の獲得、指の巧緻性の高さは、一般的に5~7歳くらいまでとされているようです。
英語を子供の頃から習わせると英語耳ができるのと同じでしょうか。
まさか、手指の動かし方にも年齢で差が付いてしまうとは思ってなかったです。
家に帰って、子供たちがピアノの宿題をしていても、
楽譜も読めない私が力になれないので、遠くで見ていたのですが、
娘が1の指(親指)と2の指(人差し指)で引く練習をしているのを見て、
指の巧緻性を磨いているということが分かり、少しずつ介入するようになりました。
結論として、ピアノは脳にいい?
総合して考えれば、「ピアノや音楽は脳に好ましい影響を与えることができる」とは結論付けていいでしょう。
単にピアノが脳に「いい」「悪い」ではなく、いかに興味や楽しさを味わわせながらピアノで育てるかが重要。脳に良いからと嫌々習わせれば逆効果になりかねない
- 親ではない大人から習うので礼儀や言葉遣い
- ピアノを弾くとき、宿題を取り組むときの集中力
- 習ってきたことを説明でき、音符が何か判別する記憶力
どれもピアノを習っているから身に付いたと思います。
何も言わなくても自身で宿題を引っ張り出し、取り組む姿は大変驚きました。
妻は幼少期、ピアノ教室に通っていたようですが、課題が重く、
行くことが苦痛になっていて、ピアノを辞めてしまったようです。
そうなってしまうと本末転倒になってしまうので、
教室を変えてみたり、子供たちを注意深く見ていく必要がありそうです。
終わりに
家族で私だけが絶対音感がないので、少し悔しいです。
やはり、ピアノやギターが弾けたら格好良いので、習っておけば良かったなと思ってしまいます。
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