投資についての本で、成功談ばかりの良いことしか書いてない本があったりしますが、
著者が「黒歴史」という失敗した経験が赤裸々に語られています。
さらに本書は、どんなシナリオを描いても、「最低でもお金持ち」になれる戦略が書かれています。
読書して思ったことを感想とともに、本書を紹介します。
【投機】「やるべき!」と私が思うワケ
もしかしたら、「投資はやっていいけど、投機はしてはいけない」というのを聞いたことがあるかもしれませんね。けれど私は、「投機は行うべき」と考えています。
あくまで一部だけですよ。
投機とは、ギャンブルのことであると他の投資書籍を読んでいても出てくると思いますが、
本書では、そんな投機を勧めているので驚いてしまいました。
しかし、全資金を投機するわけではなく、余剰資金の割合を考えて、
手堅くする部分・正しい投機を行う部分を分けることは理にかなっていると思いました。
会社からのボーナスの一部で年末に宝くじを買う感覚かなって思いました。
最低でも「お金持ち」確定のシン・米国株投資戦略
STEP1 【投資信託】リスクは最小限で「手堅く確実に」資産を増やす
STEP2 【GAFAM】成長銘柄でグンと資産を増やす
STEP3 【投機銘柄】爆益を狙える資産形成の武器
投資信託で選ぶべきはインデックス型で、
30年間、毎月25,000円の積み立てで確実に2,000万円の資産を形成することが分かりました。
これだけあれば、投資信託で「老後2,000万円問題」の資産をつくることができます。
コツコツ毎月積み立てる、一方で個別株投資・投機に手を出し爆益を狙い、
サイドFIRE、FIREできる可能性がある面白い方法だと思いました。
「黒歴史」も含めて話す私が投資を始めたワケ
投資と思って投機している話、信用取引、FXなどの失敗談が書かれていて、
やはり、信用取引は元本割れどころか、
借りたお金のマイナス分を補うために、追加で資金を出さねばならないため怖いなと思いました。
著者が米国株を始めるまでのことが書かれているため、
素人が簡単に手を出してはいけないものがなにか分かりました。
投資をしなければ一生貧乏のまま
投資によって資産形成をしてお金に余裕ができれば、人生の選択肢が増えるということ。
投資をする人はどんどん裕福になっていき、労働でしか収入を得ない人は、いつまで経っても裕福になれないということです。
労働で稼ぎ、余剰資金を投資に回して自身で稼いだお金にも働いてもらうことで、
より早く裕福になり、人生の選択肢が増え、挑戦できる機会が増えそうですね。
おわりに
投機を上手く活用すれば、自身の資産を飛躍的に増やせることが分かりました。
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